政策と合意形成
こんばんは。せのろんです。
統一地方選後半戦が告示されました。
今年は参議院議員選挙もありますし、選挙が続きますね。
選挙にあたり候補者が、政策で判断してくださいと言ったり、メディアでも足の引っ張り合いではなく政策論争をして欲しいみたいなことを言います。
これってどうなんでしょうね。
政策というのは、目指すべき姿に向かうために取る手段でしかないので、国や地方をどうしたいか、ということを有権者に伝えなければいけないでしょう。
そんなの当たり前で議論の余地はなく、みんなが豊かになればいいとか、平和で過ごしたいんだ、という人が多いかもしれません。
しかし、今は価値観が多様化していますので、手段の話に終始していると、合意形成ができずに、目立ったもの勝ちになってしまい、住民同士が対立してしまうと思うのです。
すると結局、勝ったものがすべてを決めるというような、暮らしにくい世の中になってしまうのではないでしょうか。