日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

カレーに罪はない

こんばんは。せのろんです。

 

神戸市で発生した教員のいじめの事件。いじめというより、暴行、傷害事件と言った方がいい一連の事件が発生したため、児童が真似をしないようにするべく対応として、給食のカレーを一時中止するという決定がなされたとのことです。

 

確かに、カレーがなければ、カレーを使って子どもがいじめをしたりすることはなくなります。アメリカで銃乱射事件が起きると話題に上がる銃規制と同じ感覚でしょうか。カレー規制。

 

しかし、誰もがこの対応はバカげていると思ったに違いありません。

問題の本質は、カレーではなく、教員の関係性であり、事件が起きても見て見ぬふりをするというような集団の心理にあるからです。

 

あまりにずれた発想で、カレー規制ということを考え出し、しかもそれを公表してしまうという感覚。止める人もいないのか、まともな意見を出せるような状況ですらないのか。

よくわかりませんが、問題の根深さを感じます。

テレビの役割

こんばんは。せのろんです。

 

私はテレビでの討論番組が好きで、先日大好きな先生がテレビに出るから観ていたのですが、ほとんど話をさせてもらえず、終わってしまいました。

もちろん、彼の意見は知っているので、わざわざテレビで観る必要はないのですけども、他の人との話の中で新しいことが生まれるかもしれないと思っていました。

しかし、そういうこともなく、意見を言おうとすると茶化されたり、延々と無意味な話をされ時間稼ぎされるようなことが起きました。

このことから、テレビでは何も得るものはないなぁという印象です。

 

今更、テレビを見ている方が時代遅れなんだと言われればそうです。

しかし、ネットは自分の知りたい情報を見るのには便利ですが、自分の考えが偏ってしまう恐れがあります。

その点テレビは、普段接点のない情報に触れることができる機会なので、自分の考えと違うこともじっくりと知ることができるような番組作りをして欲しいです。

トロッコ問題の正しい答え

こんばんは。せのろんです。

 

台風19号の影響で、各地で大きな被害が発生しています。

このような災害の現場では、様々な判断が迫られることでしょう。

 

例えば、避難所にホームレスの方を入れるか否かということで、入れないという判断をしたことについて非難の声が集まっています。

人道的な面では非難されても仕方がないと思いますが、決まりを守るという面では、その時点ではそういう判断をしたのは当然ということかもしれません。

現場の人間にとっては、苦渋の決断だったのでしょう。

 

このような、どっちが正解なのかよくわからない問題として「トロッコ問題」があります。

多数の人間を助けるのに、少数の人間を犠牲にしてもいいのか、という思考実験です。

これの正しい答えってあるのでしょうか。

 

答えがあるとすれば、「トロッコ問題」な状況にならないようにすべきであり、そうならないよう普段から備えをする必要があるということだと思います。

一部の損害と全体の損害

こんばんは。せのろんです。

 

台風19号が猛威を奮っています。

関東では、川が氾濫しているところもあるようです。

私の実家は関東なので、何事もなければいいなと心配しています。

 

今住んでいる大阪では、強い雨が降ったのですけども、去年の台風よりは怖いことはなかった感じです。

日本は案外広く、甚大な被害が出ているところがあっても、他のところは無事ということはよくあります。

そのことから、自分のところが大丈夫なら他がどうなってもしらない、自分さえよければいいという発想を産むかもしれません。

しかし、一部の損害は全体の損害につながり、それがまた一部の損害になるということはあり得ます。

例えば、福島の原発の事故で、国家全体のエネルギー安全保障が問われるようになり、それは原発のない国民にも影響がでるということです。

ゆえに、被害がなくてもよかったと考えるのではなく、被害がでたところをいかに助けるかという視点が重要でしょう。

危機における判断

こんばんは。せのろんです。

 

台風19号が近づいております。

今までに経験したことのないほど大きく強い台風のようで、最大限の警戒が必要です。

また、判断をしなければいけない立場の人は、より安全に配慮した慎重な判断が求められるでしょう。

 

台風が来て危ないことが分かっているのにも関わらず、営業をするということは、賢明な判断とは言えないと思います。

でも、休業の判断をすることができない場合もあるでしょう。

それは、売り上げが落ちるとかそういう理由ではなく、前例がないからとか、自分でそこまで判断したくないから、という理由の方が多いと思います。

普段と違う判断をするということは、とても難しいのです。

 

ただ従業員もおとなしく従えばいいというものでもないでしょう。

もし、会社が無理に出社を求めたとしても、自分が危ないと思ったら勇気を出して休む判断をしなければいけません。

理不尽なことに従い命を落としたら元も子もないですから。

目標を分割して考える

こんばんは。せのろんです。

 

年金だけでは足らないので、老後は2000万円の貯金が必要です、という話がありました。

これを溜めるのにはどうしたらいいのか、考えてみました。

話を簡単にするために、インフレは考慮せず、20年間で2000万円溜めるということにします。

 

2000万円溜めるというと果てしない感じがします。

しかし、20年という期間であれば、一年で100万溜めればいいということになります。

12か月で割ると、84000円必要という計算です。

ということは、一週間で21000円、これを溜めればいいということです。

 

さて、ということは、時給1000円のバイトを3時間やれば、この数字は達成できるということになります。

例えば、一日の内3時間、無為に過ごす時間があれば、その時間をお金に換えることができれば、目標とする金額を達成することができます。

果てしない目標も分割すると、現実的に見えるのではないでしょうか。

 

替えのきかない人の問題

こんばんは。せのろんです。

 

イングランドサッカープレミアリーグのマンチェスター・シティの調子が上がらないようです。

まだまだシーズン序盤であるのですが、ライバルのリヴァプールの調子が良いこともあって、問題視する声もあります。

調子が上がらないのは、主軸の選手が故障し欠場していることが原因と言われています。

 

替えのきかない選手が欠場すると、チーム力が落ちてしまうのは、予測できることなので事前で対策をとらなければなりません。

しかし、問題が表面化していないので、なかなか対策をとることに気が付かないということがあります。

日本代表でも、大迫選手という替えのきかない選手が怪我をしたということで代わりの選手を招集していますが、チームがどう変わるかわからないところです。

アジアの二次予選では問題は起きず、普通に勝つことでしょう。

しかし、勝つと問題が明らかにならず、最終予選や本大会まで解決できないかもしれません。