チャンスの罠
こんばんは。せのろんです。
連日、財務事務次官のセクハラのニュースでメディアは持ち切りになっていますね。
ここぞとばかりに、野党が現政権を攻撃しているのですけども、野党の支持率が大きく上がっている様子はありません。
野党の戦略は、政権の弱みを突き支持率を下げれば、自分たちの支持率が上がり、政権交代につながる、というものかもしれませんが、これには欠陥があります。
というのは、政権の支持率が下がっても、それが野党の支持にはつながらないからです。与党か野党かの二択ではなく、どちらも嫌だという選択が存在するため、足の引っ張り合いに嫌気がさして、国民の政治離れが進み、かえって支持基盤がしっかりしている現政権側が有利になるという状況も考えられるのではないでしょうか。
目の前のチャンスばかりに注目してしまうと、全体が見えなくなってしまうということはよくあるので、全体を俯瞰してみる習慣が必要なのではないでしょうか。