比較優位とマネジメント
こんばんは。せのろんです。
比較優位という理論があります。
この考え方は普段の仕事の分担を考える上でも役に立つと思うのです。
例えば、掃除と洗濯の仕事があったとします。
Aさんは1時間で掃除も洗濯行うことができ、Bさんは掃除に2時間かかり洗濯に4時間かかります。
AさんとBさんで効率よく掃除と洗濯をしないといけないとしたら、Bさんが掃除をして、Aさんが洗濯をしたほうが効率がいいことはわかると思います。Bさんが二人分の掃除をして、Aさんが二人分の洗濯をしたらトータルで6時間ですよね。
しかし、協力せず、AさんもBさんも自分のことしかしないということになれば、Aさんは2時間仕事を終えますが、Bさんは6時間かかり、トータルで8時間かかることになります。
BさんはAさんより劣っているのは事実ですが、協力し合うことでチーム全体の効率が上がるという話であり、このことをマネジメントの立場の人間は知る必要があります。