日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

専門家の判断

こんばんは。せのろんです。

 

野田市の虐待の事件で、当時、親に帰す判断をした方のインタビューがテレビで報道されていました。

当時は、そこまで危険性があるとは思わなかったとの発言でした。

 

これはどういうことなのでしょうか。

児童相談所の方は、その道の専門家のはずです。

専門家は、事実から危険性を判断するときに、直感ではなく理論や知識から基づいて判断を下すものだと思うのです。

なので、危険性があるとは思わなかったという判断に至るプロセスが重要で、それが間違っているのであれば、同じことを繰り返す危険性がありますよね。

それとも、直感で判断しているのであれば、恣意的な判断になり正しさを保証できません。

もちろん、忙しくてしっかりと事実を確認し向き合うことができないという事情があるのかもしれませんが、それならその対策が必要でしょう。

判断を責めるのではなく、判断の根拠を確立することが大事ではないでしょうか。