日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

指示と忖度

こんばんは。せのろんです。

 

アメフトの試合で起きた悪質タックルの件。

指示があったかなかったかということが話題になっています。

では、指示って何でしょうか。

 

スポーツの試合が始まる前、鼓舞するために「倒してこい」と言うとき、これは文字通りの意味で倒せという指示ではないはずです。

人に自分の意図を伝えるとき、言葉がメインのツールになるとは思うのですが、言葉そのものだけに頼ってしまうと、意図が伝わらないということはあり得ます。

つまり、指示を出したつもりでなくても、受け取るほうが指示があったと感じてしまったり、その逆もあり得るわけです。

 

行間を読んだり、言葉では伝わらないニュアンスを察するということが、コミュニケーションにおいて重要であり、これが「忖度」というものでしょう。

 

しかし現在、「忖度」は悪い意味で使われています。

言語の意味を明確にして、文字通りのコミュニケーションを図る時代になっているのでしょうか。