日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

風呂桶で釣りをする

こんばんは。せのろんです。

 

好きな話があります。

 

一人の男が釣りをしていました。

しかし、釣り糸が垂れているのは、海や川ではなく風呂桶でした。

その男に声をかける人がいました。

「どうですか。釣れますか?」

釣りをしている男は答えました。

「釣れるわけないでしょう。風呂桶ですよ」

 

この話の出典は忘れました。

カミュカフカだったと思うのですが。

 

これは人生を象徴していると思うのです。

人間はいつか死んでしまうし、そう考えたら意味なんてない。

それを分かっていても、続けなけれればいけない、ということです。

 

これはビジネスでも言えるのではないでしょうか。

一見、役に立たなくても、それが自分の信じることであれば、それを追求し続けることそれ自体に意味があるのではないか、ということです。

世の中や世界を変えるとか、大きな目標をたてることもいいのですが、今の自分自身が納得できることを行う、という視点も大事かな、と思います。