日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

生産性の意味

こんばんは。せのろんです。

 

このところ、生産性という言葉がよくつかわれている気がします。

今日、私はソーシャルビジネスを行っているNPOセミナーに参加したのですが、そこでも参加者が生産性という言葉を使って質問をしていました。

ある事業を行うのにNPOが行うのと、政府が行うのと、どちらが生産性が高いのですか?という問いでした。

私は、政府がやることに生産性を求めるのはどうかな、と思います。

政府の役割は富の再分配であり、富を原資にして増やすという訳ではないからです。

 

どうして、こういう質問が出たのかな、と考えると「生産性」という言葉が一人歩きしすぎて意味については知られていないのかな、と思ったのです。

 

生産性とは、産出量を投入量で割ったものです。

産出量を営業利益としたり付加価値としたり、投入量を従業員数としたり、資本としたりする場合があります。

流行りの言葉を使う際はその意味をまず知る必要があります。