GDP増加の解釈
こんばんは。せのろんです。
今日は19年1-3月期のGDPの速報値が発表となりました。
実質で年率変換2.1%増加という結果でした。
こんないい数字なのか、と私は一瞬思いましたが、よくよく調べてみると、個人消費や設備投資は減少しているんですね。
数字が上がっているのは、輸入が減っていることが原因らしいです。
統計の数字というのは事実を表しているので、説得力はあるのですけども、事実はあくまで事実であるので、それを基に判断することはできません。
判断をするためには、事実からどんな解釈をするのか考える必要があります。
さて、今回、このGDPの数字に対してどういう解釈をしますか。
経済成長している日本経済は好調だ、という解釈をするのか、個人消費が伸び悩んでいるし輸入も減っているから内需縮小している心配だ、という解釈をするのか。
事実は変わらないのですが、行動が全く変わってしまうので、どう解釈するかは重要ですね。