日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

政治と努力

こんばんは。せのろんです。

 

SOMPOジャパンの介護事業への配置転換の話が話題になっています。

なんでも、介護事業への配置転換が、肩たたきに使われているのではないか、という指摘があるのです。

 

これは何でも勘繰りすぎな気がします。

しかし、事実として介護事業は人が足らず、ほかの事業は人が余っておりミスマッチが起きているのでしょう。

そのことを同じ会社で解消しようとするのは、合理的ともいえます。

ただ問題になるのが賃金や待遇の問題です。

介護事業は給料が安いという周知の事実があります。

それは、収益が介護報酬に依存しているため、上げようとも上げられないのです。

だからといって、保険外のサービスを充実させるといっても、それを負担できる方は限られてくるので難しいでしょう。

 

介護業界に人が足りない原因が賃金にあるとしたら、介護報酬を引き上げることが解決には必要だと思うのですけども、それは政治の問題になってしまいますね。