日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

カルネアデスの板

こんばんは。せのろんです。

 

大雨に警戒が必要です。

極めて強い雨が西日本を中心に降っているようです。

報道では最大限の警戒をするようにと警告をしています。

その中でも印象的なフレーズが「命を守る行動をしてください」というものです。

 

これくらいインパクトのあることを言わないといけないのでしょう。

東日本大震災の際に、避難をせずに被害に遭われた方も多かったという教訓から、早めの避難などの行動をするということが大事だということが分かっているからです。

ただ、それでもどうしようもないことも想定できます。

 

例えば、自分の命を守ろうとするのなら逃げないといけないが、近くに助けないといけない人がいる。

その時に、逃げるべきか助けるべきなのか。

このような「カルネアデスの板」の状況になったときに、自分だけ助かればいいという考えが正解なのでしょうか。

こうなった時点で既に「詰んでいる」ので、ならないように努力するしかないのですが。