日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

二つの誤り

こんばんは。せのろんです。

 

先日、健康診断を受けたところ、心電図に異常が見つかったため、今日は休みを利用して病院にいってきました。

心電図の再検査をしたところ、また異常が見つかったため、心エコーの検査もしました。

結果、異常はないため安心したのですが、先生の説明によると、「健康診断は病気を見逃すことはあってはならないことだから、厳しく判定している」とのことでした。

つまり、病気なのに病気ではないと判断する第一種の誤りと、病気でないのに病気と判断する第二種の誤りを比べた時に、第一種の誤りを防ぐことがより重要なので、第二種の誤りが起きてしまうことになるということです。

第一種の誤りと第二種の誤りはトレードオフの関係にあるので、同時に減らすことはできないのです。

 

不良品などの基準を設ける時に、どちらの誤りを防ぐのか方針を明確にする必要があり、起きた結果が意図通りでない場合、基準を見直すことも必要でしょう。