日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

属人的って悪いこと?

こんばんは。せのろんです。

 

ブラックペアンというドラマが面白いです。

ドラマなので、非現実的なことも多いのですが、組織の論理と個人の思いの対立とか、職業倫理と上司からの圧力による葛藤とか、実際の社会人として生きる我々にも通じるテーマがあるのではないでしょうか。

 

物語の根底には、二つの考え方の対立があるように感じました。

一つは、医師が個人として高い技術を磨き、患者を助けることを第一とする考え方。

もう一つは、個人がいくら技術が高くても、助けられる患者の数には限界があるので、新しい機械を利用し誰でも高度な手術を行えるようにすることを目指す考え方、です。

 

属人的な職人仕事は、効率が悪いので、一般的にはマニュアル化し標準化せよという考え方になるとは思うのですが、これって正しいのでしょうか。

今後、AIなど技術革新が進む中、人間が仕事をする意味を考えた時に、逆に属人化的な仕事を目指すべきなのかなとも思います。