死に至らない病
こんばんは。せのろんです。
ノーベル賞の授賞式がありました。
受賞した日本の方が発言したのですが、「がんは将来コントロールできるようになる」ということです。
これは、とても意味深い発言だと思います。
「治す」ことは、目指していないということです。
仮に治らないとしても、元の生活を継続でき人生を全うすることができれば、それはそれで十分な勝利なわけです。
医学の世界では、こういうことがよくありますね。
完治を目指すのではなく、生きることを目標にすることです
HIVも今は感染して、すぐ死ぬという訳ではないようです。
クィーンの映画が話題になっていますが、今の時代だったらフレディ・マーキュリーも亡くならなかったかもしれません。
完璧を目指すより、現実的な落としどころを見つけて対応するということが大事なのだと思います。
医学という自然科学の分野でもそうなのですから、経営という人間が行うことはもっと当てはまると思うのです。