自分だけの武器
こんばんは。せのろんです。
ビートたけしの天皇陛下御即位三十年式典での祝辞が話題になっています。
彼の真骨頂ともいえる祝辞ネタですけども、それを天皇皇后両陛下の御前で披露するということは、ビートたけししかできないことでしょう。
しかも、あの状況で誰も傷つけず笑いをとるという、とんでもないことを成し遂げてしまったわけです。
これは誰でもできることではありません。
芸能人としてのユーモア、映画監督という文化人としての名声、そして日本人であるという誇りがあったからこそではないでしょうか。
いくつもの顔があるビートたけしだからこそできたことなのでしょう。
つまり、一人しかできないようなことは、いくつもの引き出しがあるということが重要といえるのではないでしょうか。
それらがハイレベルで組み合わさったときにそれがその人だけの武器になるのです。
思い付きで笑いをとろうとして顰蹙を買うこととは真逆なわけです。