日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

議論の質を高める

こんばんは。せのろんです。

 

議論をするときに、何を言っているのかが重要で誰が言ったかは重要ではない、と思います。

 

意見を評価する際に、発言者が女性だからとか専門的な教育を受けていないからとか、外国人だからとか、その人の属性を考慮に入れることは間違っています。

あくまで、意見そのものが正しいかどうかを考えなければいけません。

そうしないと、そもそも意見を出そうという人が限られてしまい、議論が深まらず、より正しい知に到達しえなくなり、議論の劣化につながると考えるからです。

 

さて、人の属性を見るなというということは、匿名性を確保するということでしょう。

しかし、そうすると無責任な意見を言うようになり、意見の質が劣化することが予測されます。

これを防ぐには、自分を出しながらも堂々と意見を言える環境が必要ではないでしょうか。

つまり、発言者を尊重し承認するということが、質の高い議論には必要といえるのです。