日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

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いきなり!ステーキの戦略

こんばんは。せのろんです。

 

いきなり!ステーキを運営するペッパーフードサービスが8年ぶりの赤字になり、人気に陰りがでてるのでは、という報道がありました。

出店が過剰であったことが原因ではという考察がありましたが、そうでしょうか。

 

そもそも、いきなり!ステーキのビジネスモデルは、粗利率の低い商品を立ち食いスタイルにすることで高回転率で提供し利益を確保するというものでした。

このビジネスモデルが強みなわけですが、模倣されてしまうという恐れがあります。

なので、模倣される前に、拡大するというのは理にかなっているとは言えないでしょうか。

 

過剰を承知で出店しその地域の顧客を囲い込んだ後で(そのための肉マイレージ)、不採算店舗を閉じれば、閉じた店の近くに敢えて出店する競合はでないと考えられるため、競合を排除できるわけです。

 

一時的に赤字がでましたが、長期的な戦略としてはいい手なのではと考えますが、いかがでしょうか。