下請法について
こんばんは。せのろんです。
吉本興業のニュースがまだまだ話題ですが、そこで注目されるのが下請法の存在です。
下請法は、下請代金支払遅延防止法が正式名称で、下請事業者の保護のための法律です。
吉本興業と所属芸人の関係が、下請法での元請下請の関係ではないかとの指摘があり、その際に契約書を交わしていないことなどが、下請法違反ではないかという疑惑です。
吉本興業のような大企業ですから、法務専門のスタッフがいることでしょうし、このような問題はないとしているのかはわかりませんが、何かしらの対応は求められるでしょう。
一方、下請法の存在が一般に知られているかどうかは疑問です。
コンプライアンス重視などと昨今言われていますが、そもそも法律を知っているか、という問題があるでしょう。
労働法規も周知がされていないところがあると思うのですが(だからブラック企業問題がある)、下請法も知られていないのではと思うのです。