弱い紐帯の強さ
こんばんは。せのろんです。
今日は診断士の集まりがあり、新人診断士に向けて先輩がプレゼンをしたのですが、そこで「弱い紐帯の強さ」の話がでました。
これは、もともとマーク・グラノヴェッターという社会学者が提唱した概念で私も好きなので、身を乗り出して聞いたのですが、もともとの意味とはちょっと違うようでした。
今日発表された方は、診断士同士で弱くてもつながっていきましょうという話をされていたのですが、診断士という同じフィールドにいる以上、それは共同体の一員であり、グラノヴェッターが意図した弱い繋がりではないと思うのです。
もともとは、別々の共同体同士を弱い繋がりでつなぐという意味でしょう。
しかし。日本では共同体の意識が強すぎて、共同体同士をつなぐという発想はないのかもしれません。
共同体に弱い繋がりで属するという考えはありえなく、ゆえに、共同体同士の繋がりが発生しにくいのではと考えるのです。