善悪と損得
こんばんは。せのろんです。
経営者の役割として意思決定は重要な仕事です。
作業を行うことは社員でもできるのですが、意思決定を行うということは、トップでしかできない仕事なわけです。
意思決定では、判断の基準があります。
例えば、投資を行うときに、出ていくキャッシュフローと将来得られるキャッシュフローを計算して意思決定をするということをしますが、これは損得で決めるわけですね。
しかし、損得ではない基準もあります。それは善悪の基準です。
例え得になるようなことでも、倫理的に問題があることは行うべきではないということです。
損得だけで物事を考えては、社会的責任というものを果たせなくなります。
なので、善悪の基準もあるということを普段から意識していく必要があるのではないでしょうか。
しかし善悪の基準は、明確な答えがあるわけではありません。そのため、知らない間に偏った意見に陥ることもあるので注意が必要になります。