日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

安全のための原則

こんばんは。せのろんです。

 

数日前ですが、老人ホームで入浴介助の際に熱湯に入れ、お年寄りの方を全身やけどで死亡させるという事件があったとの報道がありました。

入浴介助にあたり、湯温の確認がなされていたのかどうか、そのマニュアルがあったのかどうか、ソフトウェアの面で適切な対応がなされていたのかが究明が必要ではあるとは思いますが、それより以前にハードウェアの面では問題がなかったのでしょうか。

 

入浴の場面で熱湯がでる必要はないわけなので、最高の温度を42度にして、それ以上上がらないようにするとかの対応はできなかったのでしょうか。

人間はミスをすることがあり得ますし、悪意をもって事件を起こすという可能性もあり得ます。

そのため、可能性自体を無くす対応が、必要ではないでしょうか。

安全対策を、人間のやり方や意識に向けるのではなく、そもそもそうならないような環境をつくるのが正しいやり方ではないかと思います。