日本一ゆるい中小企業診断士のブログ

経営についてゆるく書いていきます。

失敗の予測

こんばんは。せのろんです。

 

大阪では府知事と市長のダブル選挙が始まり、その話題でメディアも盛り上がっています。

そこで、立候補者の間で過去の投資の失敗について議論をされていました。

どんな話かというと、巨額の投資をしたのに成果がでていない、需要予測ができていないじゃないか、という話です。

 

この話、どう思いますか?

需要予測ってとても難しいことでしょう。

世界的企業も判断を誤り多額の損失を出したり、機会を活かせなかったということはよくあります。

しかし、誤ったとわかるのは時間が経過した後で、予測する段階では誤ると考えることはないはずです。

 

100%の予測なんて不可能なので、予測が外れたことを非難するのはおかしいと思うんですよね。

確率が低いという指摘はあり得ると思うのですが、一回の予測が外れただけで、それが悪いとは言えないでしょう。

一回の失敗で白黒の判断をつけるということは極端な話のような気がします。