土用の丑の日に休むうなぎ屋の戦略
こんばんは。せのろんです。
私の住んでいる近所には、土用の丑の日だけ休むうなぎ屋さんがあります。
以前は土用の丑の日もやっていたらしいのですけども、行列ができて周囲の迷惑にかかるとのことで休みになったようです。
それでも、普通の日は買いに来るお客さんが絶えないので、長年店は続いています。
むしろ、土用の丑の日に休むことで話題性を獲得しているようにも思えます。
クリスマスケーキや、バレンタインのチョコなど季節性のものはその時期には需要が大きく伸びますが、そのための供給能力を確保すると、需要が少ないときに売れ残り無駄がでてしまいます。
なので、単一商品のみ生産するなど供給能力に限りのある中小企業にとっては、需要が安定している方が経営をしやすいのではないでしょうか。
そう考えると、需要の大きく伸びる日をあえて休みにして、こだわりの店というブランドを確立し、普段の営業を伸ばすことは理に適っているのでしょう。